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シルクスクリーン印刷

シルクスクリーン印刷とは

レンズ面にスクリーン(シルク)印刷、ホットスタンプを行っています。
 
シルクスクリーン印刷とは 
シルクスクリーン印刷に使われているシルク版やスクリーン版と言われる物に使われている透けて見える部分と抜けている部分があるフィルムのようなシートのことを、メッシュ(mesh)とかスクリーン(screen) と言い紗(しゃ)と言う事もある。当初は、版の材料として、絹の布地が使用されていたが、持ちが悪く再版頻度が高いため現在では合成繊維を使った版が多くなっている。

「シルク印刷」、「シルクスクリーン印刷」と言われる由来は版に絹を使っていた事から来ているらしいが、先にも述べたように、現在では「シルク(絹)」は使われない事から「スクリーン印刷」と言うようになって来ている。
 
印刷版には、「メッシュ」と言う言葉が使われる事がありますが、メッシュの前に数字が付きます。たとえば300メッシュとか200メッシュといった具合で、版のインクの抜ける隙間の大きさの目安となっています。
糸状の物が縦と横に繊維のように織ってあり、この糸のピッチ(間隔)を決める数値で25.4㎜(1インチ)の間に何本並べるかと言う事になります。
300メッシュの場合、25.4㎜の間に300本の糸が、200メッシュの場合は200本が並ぶ事になります。隙間のメッシュの形は正方形になるので縦横同じ数が並びます。このようにして、隙間を変える事でインクの抜ける量を多くしたり少なくしたりして印刷の仕上がり具合に合わせて調節し、版を決めます。
 
 
版の種類を仕上がり目的とする画像を元にカラー毎に版を作る事で多色刷りも可能になります。ただ、いくつもの版を使用するので位置合わせなど、一寸したコツやノウハウ、工夫が必要になります。 
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